四万十川 沈下橋 No.1
高樋橋(たかひばし)(2011-01)



高知県 中土佐町にある沈下橋です。
四万十川本流の最上流にある沈下橋で、大股沈下橋とも呼ばれています。
昭和40年に架橋されました。

沈下橋(全国に多数あり潜水橋や沈み橋などとも呼ばれています)とは、
低水路・低水敷の普段水が流れている場所(堤防の中の低い部分などです)にのみ橋を架けたもので、
増水時や洪水時は橋もろとも川に沈む構造になっています。
普段橋と呼んでいる物は永久橋や抜水橋と言います。

増水時に沈む為、頑丈なコンクリート造になっています。
(同じような場所に架橋する「流れ橋」は木製です)

沈下橋を通行する時は、よそ見をしない様に注意しましょう。
実際に年数件車の転落事故がおこっています。
上流は橋が短いので対向車はあまり気になりませんが、
下流になると当然長くなり、途中にすれ違う為の退避所が設けられている橋があります。
もちろん全ての部分にカードレールは無いので、
運転に自信が無く、渡るのが怖い時は車で渡るのはやめた方がいいです。
(途中で立ち往生したり転落すると大変です)

行き方ですが、高知自動車道終点の須崎中央I.Cから国道197号線を進み、県道19号線を南下するか、
国道56号線を南下し県道41号線か県道319号線を北上し県道19号線に入ります。
道沿いにあるので比較的見つけやすいですが、地図があると便利です。
地図は高知県や各市町村のホームページなどにあります。

沈下橋は構造上、堤防内や道路より下にある為、見つけにくい場合があります。
探す為に横を見る機会が多くなりますので、前方不注意にならない様に気をつけましょう。


四万十川 沈下橋の一覧は こちら を参照下さい。




橋への入口です。
看板がありますが、読みにくくなっています。









田舎によくある風景といった感じです。



対岸に家が見えないので主に農業用かと思います。



川幅が狭いので短いです。
清流と言われるだけあって水がとても綺麗でした。


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